ふみえの気になるあれこれを紹介しています。

ふみえアンテナ

妊娠・出産

初産で計画無痛分娩。麻酔は子宮5cm開いてから?メリット・デメリットは?

投稿日:

366517妊娠して大きな喜びに包まれつつも、心の片隅に出産の痛みへの恐怖がつきまとう女性が多いと思います。
 
 
出産の痛みを味わってこそ母になる、などといわれたのは一昔前の時代であって、今は無痛分娩という選択も増えています。
 
 
欧米諸国では無痛分娩が当たり前、特にフランスではほぼ100%が無痛で行われていますが、日本ではまだまだ麻酔を使わずに行う出産が主流です。
 
 
そして、無痛分娩の中には、自然に陣痛が起きるのを待つタイプと、陣痛促進剤などを使って産む日を完全にコントロールできる計画無痛分娩と2タイプがありますが、計画無痛分娩にはデメリットがあるのでしょうか?

日本で一般的な出産方法の解説

プリント

一般的な出産は陣痛が短い時間の等間隔で起きてきたり、破水をするなど出産の兆候がみられたら入院します。
 
 
そして個人差が大きいですが、初産の場合は10時間以上は陣痛を耐えながら徐々に赤ちゃんが降りて来てくれるのを待ちます。
そして、赤ちゃんが出てくる子宮口が開き、赤ちゃんが降りてきたら分娩し、出産となります。
 

計画無痛分娩の流れ

19b28e92f357bc3ed27c9284f86cdda8_s

一方、計画無痛分娩は、陣痛が起きる前、多くの場合は37週あたりの正期産(早産ではない時期)の早めの段階に出産の日取りを決めます。
その前日に入院し、多くの場合はまだ子宮口が開いていないので、バルーンやラミナリアなどを挿入して人工的に子宮を開かせる処置をします。
 
 
そして、陣痛促進剤を少しずつ点滴し、陣痛を起こしていきます。
無痛分娩で行われる麻酔は硬膜外麻酔です。
 
 
そのためのカテーテル(細いチューブのようなもの)を背骨の間に挿入する処置も成されますが、カテーテル挿入のために局部麻酔の注射がされるので、個人差はありますが痛みは注射の痛みぐらいです。
 
 
陣痛促進剤の作用で徐々に陣痛は出て来ますが、早い段階ではまだ麻酔は行われません。
 
 
あまり早い段階から注入してしまうと、陣痛が起こりづらくなり、長時間の出産となるため胎児にも母体にも負担が大きくなるということで、子宮5cm開大が注入の目安となります。
 
 
つまり、子宮口が半分ほど開いた状態になるまでは、陣痛の痛みは感じている状態にあり、それを超えると注入されるため痛みは大幅に減少します。
 
 
といっても、効き目は人により個人差が大きく、同じ量でも下半身全体の感覚がなくなる人もいれば、子宮からお尻周辺のみ感覚が無い程度の人もおり、陣痛を全く感じない人もいれば、声が出るぐらい痛みを感じるという人もいます。
 
 
陣痛の経過はNSTという装置をつけているので、印刷される波形でわかります。
無痛ではない出産の場合は経過により痛みも強くなりますが、無痛の場合は痛みでは経過がわからないので、NSTの波形で陣痛感覚が狭まり、出産が進んでいることを確認しながら様子を見ます。
 
 
子宮が全開大となり、赤ちゃんが降りてきたらいきんで分娩します。
人によっては感覚が失われていて、いきむのが難しいという場合もありますが、基本的には無痛分娩でも最後はいきんで出産します。
 
 
と、このような経過が計画無痛分娩では行われます。
 

無痛分娩のデメリットは?

b4a65973c1934138ac6322fa63733510_sデメリットとしては、最後にいきむことができない人がある程度いるため、普通の分娩に比べると鉗子分娩や吸引分娩が行われる確率が上がります。

 
鉗子や吸引分娩は行われなかったとしても、いきむ力が弱いため処置として腹部を圧迫されることが多々あります。
医師や助産師が押し出す形になりますが、これが思いがけなく苦しかったという人は多いです。
 
 
また、費用が高くなるという側面もあります。
前日から入院して各種処置を行うことや、薬剤の費用、また鉗子や吸引分娩になった場合も別途費用が必要になりますので、全体的に費用は高めになります。
 
 
その他は、体質によりますが、麻酔による吐き気などの副作用を起こす人もいるので、出産の間、つわりのような吐き気と戦ったという人や、作用が切れてから吐き気を催したという人も一定数います。
 
 
また、感覚が鈍っているため知らず知らずのうちに腰に負担のかかる体制を長時間取り続けていて、産後しばらく腰痛がなくならなかったという人もいます。

無痛分娩のメリットは?

-shared-img-thumb-ANJ86_suyasuya_TP_Vこのようにデメリットはありますが、やはりメリットも目立ちます。
なんといっても普通の分娩に比べて痛みが少ないため、体への負担がかなり少なくて済みます。

 
 
冒頭の欧米諸国との比較になりますが、痛みを味わう日本の出産の場合は、自然分娩でも5日間は入院するのが一般的です。
しかし、無痛分娩が一般的であるアメリカやフランスの場合には出産の翌日、または翌々日には退院することが一般的で、日本のようにゆっくりと病院で体を休めるという概念がありません。
 
 
また、出産の日取りを自分で決められるため、ご主人が仕事の休みの日に設定できたり、他の都合との兼ね合いを取りやすくなります。
 
 
このようにデメリットもあればメリットもありますので、双方理解した上で、自分に合った選択肢を取り、人生指折りの大仕事である出産を最適な形で迎えられるようにしましょう。
 

-妊娠・出産

Copyright© ふみえアンテナ , 2017 AllRights Reserved.