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お彼岸の意味やその時期は?そしてそれにまつわる小話

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7c9832757020abaac713f1981b021bd6_sお彼岸。
「お彼岸」は毎年夏の時期にやってきて私たち日本人にはとてもなじみ深いものとなっています。
しかし、「お彼岸」とはどういう意味なのかを知っている人はどれくらいいるのでしょうか?

「彼岸」とは何か?

ba620226a3552edde87c666e2a1f36a5_s「彼岸」はサンスクリット語である「波羅密多(はらみた、はらみった)」が由来です。

 
 
欲や煩悩に満ちた私たちの世界、つまり此岸(しがん)にいる者が、「六波羅蜜(ろくはらみつ)」という、この世に生かされたまま、仏様の境涯に到るための布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧の六つの修行をする事によって「悟りの世界」、つまり「彼岸」の境地へ到達することが出来ます。
 
 
 
日本では彼岸は西にあり、此岸は東にあるとされています。
ですから、真東から昇って真西に太陽が沈む春分と秋分は、彼岸と此岸が1番アクセスしやすくなると考えられました。
 
 
 
春分の日と秋分の日の前後3日を含む計7日間を「彼岸」です。
この時期に先祖を弔うことで彼らが天国へ行くことができると見なされていたため、彼岸に先祖供養をするという文化が誕生しました。
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ちなみに、彼岸の初日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸のあけ」と呼びます。
 
 
 
そして、春分の日・秋分の日を「お中日」とされます。
今秋(2016年)のお彼岸は、彼岸の入りが9月19日でお中日 が9月22日(秋分の日)、そして彼岸明けが9月25日となっています。
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ときに「暑さも寒さも彼岸まで」ということわざを知っていますか?
これまでに彼岸の説明をしましたが、一体どういうことなのでしょうか?
 
 
 
それは「春彼岸」では厳しい寒さが、「秋彼岸」では厳しい残暑が目処がつくからです。
 
 
あなたも子供のころ習ったように、春分の日も秋分の日もいずれも二十四節気(1太陽年を日数あるいは太陽の黄道上の視位置によって24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称を付したもののこと)のひとつで、暦の上では春と秋の折り返し地点となっています。
 
 
 
春分の日と秋分の日は、昼と夜の長さがおおかた等しくなり、春分の後は昼の方が長く、秋分後は夜の時間が増えます。
 
 
 
つまり、それぞれは昼が長くなるというのはだんだん暖かくなるということであり、夜が長くなるというのはだんだん涼しくなっていくということを意味しているのです。
 
 
 
そのことによって春分の日には厳しい冬の寒さもおさまり暖かくなっていき、秋分の日には厳しい夏の暑さもやわらぎ涼しくなっていくことから「暑さ寒さも彼岸まで」という格言が生まれました。
 
 
 
さらに先ほども述べたとおり「彼岸」というのは煩悩や迷いに惑わされている者が、悟りの世界と通じるときでもあります。
 
 
つまり「暑さも寒さも彼岸まで」ということわざの中には「各々の暮らしの中で暑さや寒さなどを筆頭にする数多くの煩悩や迷いも彼岸のころにはやわらぎ少しは楽になりますよ。」というメッセージが込められているのです。

お彼岸にするべき3つのこととは?

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さて「お彼岸」は力を入れる行事ですが、その迎え方はしっかりできていますか?
 
 
1つ目は、仏壇、仏具の掃除です。
そして2つ目はお墓の掃除
そして最後3つ目は供花やお供えです。
菓子や果物以外に、精進料理もお供えします。
 
 
 
ちなみに「春彼岸」では牡丹餅を捧げ、「秋彼岸」おはぎをお供えします。
いずれも、牡丹の花と萩の花に由来します。
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また、「お香典」というとつい現金を包むことを想像してしまいがちでありますが、本来はお香(お線香)を届けたことに由来します。
 
 
そのため、仏壇やお墓に行けないときや、他家に赴くときにはお供えのと一緒にお線香を携えましょう。
いよいよお墓参りです。しっかりとできていますか?

「お墓参り」には持っていくべきものが5つのものとは?

8cb9ff3b5125bd1f3cba8fb4cabe0c50_sそれはお線香、ろうそく、マッチまたはライター、お花、そしてお供物です。

 
 
 
花は以前「しきみ」がポピュラーでしたが、近年は季節ごとのお花にすることが増えました。
そこのところは人によって変わってきますが問題はありません。
 
 
また、お供物 は先ほども述べたとおりお菓子や果物、そしてなにより故人の好きだったものを持っていくといいでしょう。
先祖に晴れやかな気持ち旅立ってもらえるようにすることが大切です。
4eac7cf892cc2adea88d48a665371a24_s「お墓参り」では「お掃除」と「お供え」の2つのことを行います。
「お掃除」ではまず墓石に水をかけて洗い、次に水鉢、花立そして香立てはとてもゴミがつまりやすいものなので丁寧に洗います。
 
 
そして「○○家」などの墓石の彫ってあるところは、歯ブラシなどで汚点を消し、終わりに水気をタオルでそっと拭きます。
これが正しいやり方です。
 
 
そして「お供え」ですが、いくら洗ったからとはいえ、果物やお菓子をそのまま墓石に放置せず、二つ折りした半紙にのせて供えましょう。
そして水鉢に清潔な水を入れ、花立てに供花の長さを整え、お供えをする。
これがお供えの正しい方法です。
 
 
 
「お彼岸」は自分の先祖にとって特別なものであり、同時に将来のあなたが経験するものであるので大切にしましょう。
 
 

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