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コンサートホールの魅力とは?聴衆が集う場所

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53ec042e624be3d80020e066130fbd46_s日本には、古くから音楽というのは、雅楽的なもの以外ないのではないかと思う。
ただ、巷には、「節」が存在している。
「節」は西洋の音楽とは違う日本独自のものだ。
 
 
絵画を含めて、日本の芸術の美は「用の美」である。
何も美術館、コンサートホールを作る必要なんてない。
生活の中にあるもの例えば、包装紙の絵柄や図柄が美しかったり、田んぼや畑での仕事が美しく調和して響けばそれでよい。
 
 
歌舞伎や文楽は芸術よりもエンターティメントだ。
それでも、琴や三味線を教える人はいる。
その人たちの教え方は、口伝であり、流派となって教える人の稼ぎ手段になってきた。
 
 
これが日本では古くからのやり方だ。
そして現代では三味線はピアノであったりする。

ホールの大きな存在

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ヨーロッパではホールが大きな存在だ。
ホールが発表の場であり、コンクールの場であったりする。
そしてそこには必ず音楽に鍛えられた聴衆や音楽を聴こうとしているこれからの聴衆がいる。
 
 
日本は流派内での内輪の発表は在りうるが、ホールのような公共の場や鍛えられた聴衆がいないので、クリエイターやパフォーマーは鍛えられない。
 
 
そもそもが、隣の国と地続きで接していないので、仕方ないかもしれない。
日本の優れた芸術家は必ずヨーロッパで名声を得てから、日本に逆輸入される始末だ。
この辺りは、本当に、文化の作り手が大きな声を上げていく必要がある部分である。
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ウィーンでサイトウキネンオーケストラの第1回目のコンサートを聴いたことがある。
秋山和慶と小澤征爾が同オーケストラを振ったのだが、小澤が振ったブラームスの交響曲第一番が秀逸で客席も興奮気味であった。
 
 
その後のアンコールがドヴォルザークのスラヴ舞曲第10番作品72-2であったので、客席は熱狂や興奮から一気に美しいものを見た時のため息に変わった。
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コンサート終了後、その演奏が深く胸に突き刺さった聴衆がいて、私にあのアンコールの曲名は何ですかと話しかけてきた。
そう、ホールの魅力はここにあるのだ。

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