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天才ピアニスト高橋悠治さんの魅力は?

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10_1101_01初めて高橋さんの生での演奏を聴いたのは一柳慧80thフェスタという演奏会でした。
CDでは聴いたことがあったのですが、正直数ある演奏家のうちの一人という認識でしかありませんでした。
現代音楽の演奏を得意とするミュージシャンたちが多数出演した演奏会です。
 
 
「雲の表情」というピアノ曲を演奏していましたが、ステージに出てきたときの一味違った雰囲気、最初の音の何とも不思議な音色には感動しました。
まるで、雲のような音色でした。
 
 
文字で音楽について書くのは大変難しく、CDで聴くのではなく実際にぜひコンサートに足を運んで聴いていただきたいピアニストです。

 クラシック演奏の難しいところは?

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クラシックの演奏の難しい点は、過去の巨匠たちの名演奏をなかなか超えられないところではないでしょうか。
 
 
クラシックのピアニストは作品、あるいは楽譜に忠実であるのはもちろんのこと、その人オリジナルの作品の解釈が求められます。
それは、ただ単に過去の名演奏の二番煎じではなく、新しい価値観と魅力を作品に与え聴衆に気付かせることです。
 
 
高橋さんの演奏は、「良い演奏」という型ができてしまいがちなクラシックの演奏の中では、良い意味でとても遠いところにいて、その演奏は創造性とユーモアにあふれています。
 
 
まるで子供のように本質をついた見方をする演奏、という感想を持ちました。
しかしその演奏は深い知識と音への敏感さがなければできないものだとも思います。

高橋悠治のサティの演奏

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それを感じたのは、高橋さんのソロコンサートでエリック・サティの演奏を聴いたときでした。
サティの楽曲の浮遊感とユーモアは大変好きなのですが、それはいままで表面的にしか味わっていなかったのだと気付いた演奏会でした。
 
 
ダンスや映像作品、実験音楽とのコラボレーションも行っているようで、ピアニストや作曲家の枠を超えた活動も魅力の一つかと思います。
バッハのゴルドベルク変奏曲をダンスといっしょにやる、というプログラムでは見事に過去の名演奏とは違った切り口で作品を感じさせてくれました。
 
 
文章も書いており、高橋さんの書く詩的な文章は、音楽的で、演奏の特徴にも似ているような気がします。
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