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音楽

私が、ずっと変わることなく大好きなピアニスト3人

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1,ウラディミール・ホロヴィッツ

彼の存在を知ったのは、もう30年以上も前の事です。
待望の初来日を果たした時に、NHKが組んだ特集番組がきっかけでした。
 
 
その頃、私は一応ピアノのレッスンに通っていたものの、子供ながら、自分に才能がない事にとうの昔に気づいていたので、あまり熱心な生徒ではありませんでした。
 
 
ですから、その時も自ら進んでではなく、母に言われて仕方なく観始めたのですが、最初に画面に現れた瞬間から、ファンになってしまいました。
恥ずかしながら、そのビジュアルがとても気に入ったからです。
 
 
彼の顔や佇まいが、少し前に亡くなった祖父に似ていたのです。
驚いた事に、歩き方やハンカチの使い方まで、本当にそっくりで、ちょっと泣いてしまったくらいです。
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恐らく体調があまり良くなかったせいで、演奏自体はご本人にとって決して満足のいくものではなかったと思います。
 
 
でも私は、柔らかく伸ばした指が鍵盤の上を自由自在に行き来する独特の奏法に、すっかり魅了されてしまいました。
特に軽いタッチで優しく響かせた時の高音が好きでした。
 
 
ホロヴィッツが紡ぐ音は、それまで聴いた、どのピアニストの演奏とも違っていました。
 
 
音楽教室の先生がレコードを何枚か持っていたので、後日、完璧な時の演奏も聴き、音楽家としても尊敬し始めました。
 
 
何年か前にDVDが発売され、画像付きで彼の演奏が楽しめるようになったので嬉しいです。
ショパンの『英雄ポロネーズ』はホロヴィッツが一番です。

2,舘野泉

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子供の頃、NHKの教育テレビ(現Eテレ)で『ピアノのおけいこ』という番組が放送されていました。
それが『ピアノとともに』というタイトルに変わった時に、講師として登場したのが舘野泉先生です。
 
 
テレビを通じてのレッスンでしたが、当時から今に至るまで、勝手に弟子のつもりでいます。
独特の選曲と繊細な演奏、ソフトな語り口、そして毎回着ていらしたフィンランドの衣装が、印象的でした。
 
 
病に倒れられた後も、精力的に演奏活動を続け、こちらが勇気を頂いています。
生意気ですが、復活以来、音にますます深みが増したような感じがします。
 
 
左手のピアニスト、という呼び方は、全く必要ないですね。
彼が演奏するカッチーニの『アヴェ・マリア』は、どんな人の心にも刺さると思います。
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ラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』も大好きです。
コンサート、楽しみにしています。

3,スタニスラフ・ブーニン

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ショパンコンクールで優勝し、世界中から注目を浴びた時、いち早くファンになった母の影響で、私も大好きになりました。
特にテクニックに憧れていました。
 
 
私の場合、一生懸命頑張って、練習で完璧に弾けるようになっていても、発表会本番で、必ず何回かミスタッチをしてしまったので、彼の正確無比な演奏が羨ましくてたまらなかったのです。
 
 
今は年を取って、正確さに円熟味が加わり、ビジュアル的にもますます素敵になりましたね。
 
 
彼の演奏で一番好きなのは、今も昔も変わらずドビュッシーの『アラベスク』です。
聴く度に心が柔らかくなります。
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